丹生屋★海外投資通信簿

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そうだ、おうちを買おう(10) 火災保険の選定

住宅ローンのためには、火災保険の加入が必須になります。
火災保険は高額になるので、比較して選んだ方がよいですね。
いろいろな契約ルートがありますが、結論は、仲介者が少ないルートを選ぶこと、可能なら団体で入ることです。

 

 

  1. 不動産業者の紹介
    私的には、一番あかんやつだと思います。何らかのコミッションが不動産業者に入り高額になる可能性があります。

  2. 住宅ローンの銀行の紹介
    住宅ローンの相談の時に、勧められます。見積もりしてもらってもかまいませんが、金額を確認して自分で判断した方がよさそうです。

  3. ネットで契約
    保険会社とのダイレクトなので、比較的安価です。ネット割引があるところもあります。

  4. 勤務先の提携
    保険会社が大手で高そうに見えても、大口割引がある場合があります。確認するのがよいです。

 

私の場合はこれらの違いを確認したかったので、とりあえず、最初に声をかけてきた、住宅ローンの銀行と提携している保険代理店に見積もりしてもらいました。
その理由は、持ち家の火災保険契約は初めての経験だったため、建物や家財の保険金額をどのくらいにするか、や、見積もり依頼に必要なる条件に詳しくないためそれらの情報を得るためです。

その条件を標準条件として、ネットや勤務先の提携保険会社に見積もってみました。
ネットだと、簡易シミュレーションになるので、建物や家財の保険金額が標準条件と合わないものもあるので、補正しなければいけません。

勤務先の提携の火災保険は団体割引があるので、見積候補としました。他、ネットに強そうなソニー損保と、大手の損保ジャパンと中堅?日新火災も候補に入れました。

いくつかの会社はほぼ同じ条件での比較が可能でしたが、ネットの簡易シミュレーションでは細かい条件の入力ができなかったので、近い条件での比較となりました。

 

その結果、5年間合計の保険金額で以下でした。
(比較条件が多少異なっており、単純に比較できないことに注意。
 細かい条件があるためざっくりです)

 

 ① 住宅ローンの銀行提携代理店経由の東京海上日動:521千円

 ② 勤務先経由の三井住友海上:453千円

 ③ ネットでの簡易見積もりのソニー損保:387千円

 ④ ネットでの簡易見積もりの損保ジャパン:372千円

 ⑤ ネットでの簡易見積もりの日新火災:371千円

 

価格差の大きい①はなし。
また代理店から何度も電話がかかってきて、説明の売り込みがあり、めんどくささを感じました。基本的な内容はパンフやネットリサーチ、ファイナンシャルプランナー試験で把握できていると感じており、こまめなコミュニケーションは求めていなかったためです。

④と⑤は、保険会社の印象が悪く、なしとしました。肝心な時に保険金が出なかったり、出し渋りがあったり、担当者から気悪い対応を受けたりするのは勘弁してほしいためです。

③と④は、簡易見積もりでは、ちょうどよい支払限度額の設定がなかったので、低い支払限度額となり、そのため安くなっています。支払限度額を一致させた場合は、②と同等程度かせいぜい1-2万円であることが予想されます。

②は、団体割引はもっと安いのかと思っていましたが、期待ほどではありませんでした。
②勤務先経由の三井住友海上のメリットは、給与天引きの分割払いにおいて、一括払いとほぼ同じ合計金額だったことです。これはありがたい! 何かと物入りの引っ越し直後で現金に余裕ができます。他社も分割払いはできますが、合計支払金額は増加します。

デメリットは、水災保障と分割払いが必須であることでした。
自治体のハザードマップでは水災の心配がない場所なので、水災はなくてもいいかな、と考えていました。しかたなく、水災はつけてもその保険額を最低限にすることで費用を抑制しました。
結局②の先で加入することにしました。

また、この際弁護士特約も付帯しました。
自動車保険にはつけていましたが、自動車保険の方は特約を外して、火災保険の方を頼りにします。費用は火災保険の方が安く、火災保険の方につけた弁護士特約でも、自動車事故の際には使用可能であることを確認したからです。

 

家を購入するときは、他にも決めなければならないことが多かったので、火災保険は大きな価格差がないことだけ確認して、このように向こう5年間の火災保険を決めました。
また5年後、しっかり精査して決めたいと思います。