丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

2023年の振り返り 資産の変動分析

今年も終わりです。
金融資産は、36%と大きく増加した年になりました。この資産には、給与収入の増加や生活資金の減少を含むため、投資における増加はそれ以上の比率です。


投資の増加の主要因は米国株式市場の回復と円安です。
今年は、能動的な売買ができず、積立の購入だけでした。
能動的な売買ができなかったのは、2022年の年初の下落時にそれまで上がっていた個別株を気持ちの弱さから売却できず、塩漬けで持ってしまっていたために、資金が不足していたためです。

 

投資の種類ごとに今年1/1と見比べてみます。

 

1. 米国株式

+68%の増加でした。円安は7%進んだので、現地通貨建てでは60%程度でしょうか。
個別銘柄では、私が持っているMagnificent Seven銘柄が急上昇したほか、ハイテクのAI関連が復調してきました。
しかし、いくつかのハイテク銘柄は2021年に鋭いピークをつけた後急落し、今は2合目付近をさまよっています。吐きたくなるような下落率・・・。
結局、保持している個別銘柄はまだ多くが評価損です。あとちょっとでトントンに戻るものも出てきているので、来年は期待します。

指数系は、S&PNASDAQが過去最高値に近い水準まで上昇し、ホクホクです。
このうちレバレッジ系はまだピークから30%ほど低く、レバレッジのデメリットである減価をまざまざと見せつけられています。

2. 日本株

+17%の増加でした。いっさい売買せず放置しています。
銀行株や一部の半導体銘柄が大きく回復しました。一方で全然戻ってこないクソ株も複数・・・。
交通関係がもっと戻るかなと思いましたが、年初とほとんど変わりませんでした。

日本に期待してないので、配当利回りがよい銘柄以外は売ってしまおうと思います。

 

3. 香港株式

+18%の増加でした。いっさい売買せず放置しています。
1銘柄が1.5倍になりましたが、他はマイナスです。2024年には損切りして投げてしまおうと思います。

 

4. 投資信託
淡々と積立をしており、資産額は1.5倍になりました。評価損益は2.8倍です。
海外株式指数の復調と円安によるものです。
今年は、財形を取り崩すので、積立やスポット購入により指数系の投資信託を増額します。

 

5. 仮想通貨

いっさい売買せず放置しています。金額は少ないですが、2.3倍になりました。というか、年初1/1における下落がひどすぎて、2.3倍になっても、まだ損益はマイナスです。
ビットコインが復調しましたね。
私がアホだったのですが、買うときに現物ではなくて信用買いだったようで、手数料が取られていっています。今年は決済します。

 

6. ソーシャルレンディング

追加資金は入れず、淡々と再投資しています。

 

36%は過去にない大きな増加率でした。
うまくいった要因は、積立の継続と、米国指数(ダウ、S&PNASDAQ)が過去最高値付近まで回復したこと、だと考えています。
低迷した2022年も淡々と積立を続けていました。おかげで安いときに購入でき、その後の急上昇をつかむことができました。

 

来年の戦略は、以下のように考えています。
 ・積立を継続し、NISAの年間上限まで投資
 ・財形を取り崩し、指数系投資信託へ投資
 ・遅ればせながら、そこそこ戻してきたマイナス銘柄の損切り
 ・少額で、個別銘柄にも再挑戦

 

来年は上向きという話も出ていますが、浮かれないようにします!