丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

2022年12月第5週 資産の変動分析

今年も終わりです。
資産でいうと、十数%と非常に大きく減らした年になりました。これには給与収入も含むため、投資における減少はもっと大きいです。給与収入以上に(含み)損失が出ており、何のために働いているのやら、という見方もできます。



これもひとえに、自分の心の弱さと、ミスを挽回しようとせず様子見を続けてしまったことかと思います。行動力がなく、呆然と対処することができなかったのです。

投資の種類ごとに今年1/1と見比べてみます。

1. 米国個別株式
マイナス34%でした。円安15%の増加込みでこれなので、現地通貨建てでは約半分になります。
これまでは購入するときは、長期投資目的での購入でした。ところが、昨年は中短期の投資にも手を出したのがまずかったです。中短期のはずが、株価が下落したら長期投資のポリシーと完全に分けることが難しく、そのまま持ち続けてしまいました。
長期と短中期は口座を分けた方が良かったです。

また、長期投資銘柄を一度売却するかも、大きな悩みです。これまでのちっぽけな経験で、バイアンドホールドの方針が身についてしまっていて、柔軟な対応ができませんでした。
十数年前にアマゾンとテスラを抱きかかえて、上下動の荒波を超えた結果、大きく花を開きました。一方で、クソ株を握りしめて、やっぱり今見てもクソ株のままの銘柄もあります。トータルでは、クソ株の損失を大輪の花が大きくカバーしていました。

今回握っている銘柄群はどうなるでしょうか。また約10年といわれている景気の波の次の山まで待たないといけないのでしょうか。

指数系のETFは、長期的にはダウ、S&P、ナスダックの指数は上昇すると見込んでいるので、あまり心配していません。
ハイテクがアメリカの強みだと思ったので、ハイテクの個別銘柄の割合は多めにしました。しかしコロナで需要を先食いしたことと金利上昇局面では借金を事業の拡大に回す方針は厳しいと思います。個別銘柄の中には、もはや復活が難しいものもあるかもしれません。


2. 日本株
+6%と意外とパフォーマンスが悪くない日本株式です。一部クソ株がありますが、割合が多めの銀行や観光が回復したのが要因です。
自動車はまだ。消費者需要はあるので、部品の供給が戻れば業績も戻るかな、と思っていましたが、景気後退で需要も減退しそうです。


3. 香港株式
あまり金額は入れていません。1/1比では+10%ではありますが、円安によるもの。1/1の時点で相当含み損となっていた銘柄があるので、トータルはかなりのマイナスになっているはず。
中国のコロナと経済政策、台湾有事が、まったく訳分からんので、放置です。


3. 投資信託
外国株式指数をベースにした積立投資部分です。
変動はややマイルドですが、ほぼS&P指数と同じです。


4. 仮想通貨
いやあ、メッキがはがれましたね。
遊びで入れていたので、実額はそれほど多くはありませんが、マイナス70%です。


5. ソーシャルレンディング
久しぶりに見たら、貸し倒れがちらほら。金利上昇で利息が払えない人が続出するんじゃないかと思っていました。
また、システムが大きく変わって、使用がめんどうになっていました。
投資開始来の累積ではトントンに近いプラスですが、収益は落ちています。投資されていない預け金が多くなっていたことから、普通預金へ引き戻しました。


今年の資産の見通し
来年はおうちを買うことになりそうで、頭金の分ガツンと資産が減少しそうです。
金融投資の取崩しはしない予定ですが、積立計画の一部変更はするかもしれません。
子どもたちの投資をどうするか。
NISA制度の変更にどう対応するか。
まだまだ考えないといけません。

トニカク、大きく回復するよう、いい年になりますように!

このブログで増えた!減った!を書いてる資産は、金融資産なので、不動産資産などに移してしまったら一見整合性がおかしくなってしまいます。ここをきちんと書こうとすると貸借対照表か、もしくは金融資産の時価評価損益をしっかりしないといけないので面倒です。元データでは取得はしているのですが、どのように表現すれば決めていないことと、編集する工数がかかるので・・・。