丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

2021年間 資産の変動分析

あけましておめでとうございます。
2021年年間の資産変動分析です。

 

1. 2021年の総論
 ・昨年2021年は、全資産が30%も増加しました。
 ・主要因は、S&P500, ナスダック指数の上昇による、指数連動ETFの高騰です。
 ・米国株式全体で、65%も上昇(指数連動ETFも含む)。
 ・米国の個別銘柄は、現時点でトントン。
 ・日本株式は、余りよくありません。21年の実現損益は黒字ながらも、含み損がかなり・・・。
 ・投資信託は、指数にほぼ連動しているため、増加。
 ・その他、実額は少ないのですが、仮想通貨が微増、FXが微損でした。


2. 年間の主なアクション
 ・1月は、米国個別銘柄で、(実額はさほど大きくないが)、大暴騰したものがでました。
  このおかげで、年間プラスを確信したので、新しい試みを行う気ができました。
 ・相場に振り回されすぎを嘆いて、戦略の見直しと新しい試みをやってみました。
 ・9月頃から、短期狙いで機動的に売買することにしました。結局は、損切りが増えることと、ずっと相場を見ていられないことが分かり、自分のスタイルに合っていないと思いました。
 ・9月末~10月初めの下落は、その前に売却したり、早期に損切りができて、損失を抑えることができました。結果として、資産はヨコヨコを維持。
 ・11月末の下落では、私の資産も下落・・・。しかし現金比率が高かったため、買い増しができ、12月には回復となりました。


3. 失敗
 ・コロナショックの底だった'20年3月下旬に購入した米国株の指数連動ETFについて、売却してしまいました。そのため実現益となり課税となります。
  その後に上昇し、結局後で上昇した際に買い直しましたので、取りっぱぐれができました。持っておけばよかったです。

 ・meme株のブームが終わって3月に落ち込んだ際に、4月から持ち直すかなと思ったら、5月中旬まで低迷が長引き、売ってしまいました・・・。売ったところが底でした。その後持っていれば、相当な上昇となったものも多く、残念です。

 ・その後しばらく、現金比率の高い時期があり、上昇を取り損ねました。

 ・40%や50%のマイナスで売却したものもいくつかあり、それらがもっと早くに損切りできていれば、もっとパフォーマンスがよかったと思います。

 ・利上げやインフレの話題が熱を帯びてきたときに、ハイテクを中心としたグロースからバリューへのセクターローテーションを感じながらも、動けなかったこと。やはり何%~何十%も一日に動くグロースの急騰銘柄に夢を持ってしまい、バリュー銘柄の値動きが眠く感じてしまいました。バクチをしたいわけではないのですが、現実にはそちらに引き寄せられてしまいます。機械のようになりたい。

 ・仮想通貨をはじめ、とりあえず買ったところが高いところ。その後すぐに下落して何ヶ月も塩漬けを余儀なくされました。戻ったところで売却し、微益で着地。
  もっと気長に待って、底で買わなければならないと思いました。


3. 昨年から行った新しい試み
 ①プログラムを作って、情報処理を早めた。
  Pythonはおろか、プログラムは初級者でしたが、いろいろ調べながら作るうちに、何とか形になりました。今は、ネットでコードを検索して、コピペと小修正で、プログラムが作れてしまいます。
  資産状況のチェック、テクニカル指標の一覧化は非常に役に立ちました。
  (副次効果で本業の業務でもスキルを活用して、相当な業務スピードアップ)

 ②日本株を本格的にはじめた。
  日本株の最低取引単位100株の縛りのせいで資金管理が難しいため、単位未満株の購入ができる証券口座を開設しました。手数料も安いです。
  が、指値ができず、寄付や引けに成行注文となります。毎日相場をウオッチできませんから、売買タイミングを逃してしまい、イマイチ使いにくい。
  日本株は、出来高のある銘柄は値動きも小さく(もっというと、上昇は小さく、下落は大きく)、資金力が必要と感じました。
  そもそも将来性に期待ができる銘柄があまりなく、目利きが重要になりそうです。
  それと、売買手数料が高いです。(米国株は0円なのでそれに慣れてしまっています)

 ③仮想通貨をはじめた。
  遅ればせながら、仮想通貨を少額で開始しました。今のところは、微益といったところです。
  ボラティリティが高く、スプレッドも広く、税金関係が不利で、まだ雰囲気になじんでいません。それ自体が価値を生むものではないということも、気分が乗らない理由。バクチは避けたいなら、普通に株式・投信積立でいいんじゃないかな。
一方で、ステーブルコインがあったり、利息が出る商品もあるようで、技術やアイデアの発達により、将来は今以上に存在感が大きくなる可能性も感じてはいます。いちおう技術動向は監視中。


22年はどんな年になるでしょうか。
とりあえず、21年、22年のような急上昇は予想せずに、基本に立ち返るのがよいのかな。