丹生屋★海外投資通信簿

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そうだ、おうちを買おう (3) 住宅診断(ホームインスペクション) 2-作業と報告

前回の記事で、住宅診断の申込までを記述しました。今回は、作業から始まります。


さて、作業日です。
売主の方、点検員の方と三角の形で名刺交換をしました。
点検員は、1級建築士の方でした。

その後、早速作業に入ってもらいます。予定時間は、3~3.5時間です。
作業中ずっといなければならないわけではなく、私も中座しました。

点検項目ごとに、ここはこうなっていますね、とか説明するわけではなく、どんどん点検をこなしていきます。作業に集中してもらった方が効率は高いでしょう。

売主の方もずっと立ち会っていただけました。
点検中に何らか傷をつけたり壊してしまう可能性もありますよね。特に自分が不在の間の事故は、不安も大きくなるでしょう。点検員の方も、脚立の足にはカバーをしたり、傷には気を使っているようでした。しかし、立ち会ってもらった方がいいと思います。


3時間の検査が終わり、総評をいただきました。
指摘点を、その現場で説明してもらいました。
その結果、内装のボロ以外にも、外壁塗り替えや、数カ所でモルタルの亀裂が見つかり、いくつか緊急の箇所があるようです。雨漏りはなさそうで、構造自体はやはりしっかりしているとのこと。

やはり、プロに診断してもらってよかったです。かなり安心できました。
ただ、見えないところや書類が不足している箇所は診断できないので、そこは仕方ありません。

翌日には写真付きの報告書がメールで送られてきました。その後、それを印刷した物も届きました。

さて、診断にて緊急を要する箇所が分かったので、緊急度に応じて改修しなければいけません。内装と共に、リフォームの話を進めていきます。


今後の教訓(ご参考)
・中古物件はインスペクション必須!
・契約前にインスペクションを実施する。
・いい物件はいつ出るか分からないので、中古物件を探し始めるなら、インスペクションの必要性や業者を検討しておいた方がいい
・点検項目は、ケチらない方がよさそう
・点検者が詳しく見てくれるように、図面や建築関係の資料はできるだけ提出した方がいい。契約前は、(役所に取りに行かないといけない等)資料が不十分なこともあるが、できるだけ出してもらう