丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

金融資産情報の定期巡回方法あれこれ

f:id:nibunoya:20210104234304j:plain

 

テクノロジーの発達で新しい金融サービスが勃興しています。

増える一方の金融資産(の数。NOT金額 悲)

定期的にその残高チェックをする方法についての考察です。

 

みなさん、金融資産の情報の取得はどうしていますか?

私は、いつの間にか資産の数が増えて、今や金融機関/サービスは40以上。

株式や投資信託など金額が変動するので、定期的にチェックしているものは16あります。

最低でも週一で巡回して、資産の増減に一喜一憂するのが楽しみです。

しかしながら、各金融機関にある金額の把握がすこぶる困難になってきています。

 

各社のwebを開いて、ID/パスワードを入力してログインして(少し読み込みのために待機)、対象のページに移って、数字をコピー。エクセルの表にペーストしていく作業・・・。それをこの15年くらい続けてきました。

もちろんその間作業効率の向上に努めてきました。その方法です。

金融機関/サービスの数や、スキルに応じてご参考下さい。

もっといい方法があれば、私も知りたいです。

 

 

 

 

方法1 まずはブラウザの基本機能で

  1. 金融機関のログインページをブックマークにいれる。
    (ログインページが変化するwebに注意。その場合はトップページ)
    要するに、検索から入らない。
  2. 定期巡回用のフォルダを作って、ブックマークを集める。
  3. そのブックマークフォルダを右クリックして「すべて開く」(名称はブラウザによって異なる)

ちょっとはましですが、まだまだ。なんせログインIDとパスワードを入力するのが手間なんですよね。

 

方法2 パスワード管理ツール

覚えきれない数多くのID/パスワード。

任意で選べるパスワードはまだ工夫のしようがありますが、勝手に決められるIDは面倒です。
もう管理ツールを導入するしかありません。管理に加えて、入力欄に自動で入力してくれものもあります。

私はノートンパスワードマネージャーを使っています。ノートンのセキュリティソフトを買うと同時に使えるものですが、めちゃ便利で手放せません。

ログインページを開くと、ポップアップが出てワンクリックでIDとパスワードを入力してくれます。

ノートンにセキュリティを預けることになるのは、ちょっと不安もありますが、さすがにセキュリティ会社が被害を受けることはないと思って・・・。

 

方法1と方法2を併用していた時代が長かったのですが、ここ1年くらいでようやくステップアップしました。

 

方法3 自動操作ソフト ←NOW !

事務の自動化が進んで、事務職不要論も出てきていますね。業務用のソフトでなくても、webを開いて、ログインして、ID/パスワードを入力するだけなら、意外と簡単にできました。

私は、UWSCというソフトを使っています。プログラムを組んで高度なこともできるようですが、操作を記録してそれを再生するだけでも十分でした。

エクセルのマクロの記録と同じです。エクセルのマクロを記録だと、エクセルしか使えませんが、UWSCだと、PCがまるごと操作できます。

方法1, 方法2と合わせると、大幅時短になります。

UWSCに操作を記録した後の、挙動は

  1. UWSCを再生する。
  2. ブックマークフォルダをすべて展開して、webサイトを開く
  3. パソコンとネットの速度に応じて少し待機
  4. タブを選んで、ID/パスワードを入力
  5. 目的のページまでクリックなどなど
    (実際の数字をコピーするのは手動がよい)
  6. 次のタブに移動する。
  7. 4.-6.を繰り返す。(ここまで自動)
  8. 手動で対象の数字をコピーして、エクセルにペースト

コピーペーストも、クリップボードに何個もコピーできるフリーソフトがたくさんあるので、活用するといいですね。

 

ちなみに、操作を記録して再生するだけだと、手動と同じ操作時間です。

手動で操作している時間を他のことに当てられること、PCを注視しなくてよい点が重要です。

(なお、動作の内容が記録されたファイルをいじって、無駄な動作や待機時間を除去して調整することで、速度アップを見込めます。

待機時間を適切にセットしないと、ブラウザの読み込みに時間がかかった場合に、動作不良を起こします。)

   

方法4 資産管理サービスを使う

スピードを物理的に速くする以外にも、巡回するサイトを減らすと効率的です。

金融機関の資産情報を一括で管理してくれるサービスが便利です。

私は、マネーフォワードを使っています。

マネーフォワードは、複数の機関の情報を引っ張ってきて集約してくれます。

表形式にしてくれるので、後は、それをエクセルにいったんコピペして整理した上で、記録用エクセルに記入しています。

 

ただ、2つ注意点が。

  1. マネーフォワードに、IDとパスワード、それに資産内容を開示するため、セキュリティが不安。
    マネーフォワードのセキュリティが破られてIDとパスワードが流出したら、とんでもないことになる。
  2. 外資産に対応していない。

なので、私は活用する機関を絞っています。

 

方法5 自作プログラム ←検討中

上記の方法でもだいぶ早くはなりましたが、それでも15分くらいはかかります。

目的のページまで開く自動操作の部分が2分30秒。その後のエクセルへの転記が12分くらい。

このブログを無理なく続けていくために、これからもっと早くできないか。

加えて、今は資産額だけの記録なので、その時点の含み損益額も記録したいと考えています。

私はプログラムは専門外です。エクセルのVBAも組めません。どれくらい用を満たせるものができるか、分かりませんが、少しずつ開発を進めています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

巡回の数を減らす目的で、方法5を活用しつつ、方法3で一部自動操作を取り入れています。

データの取得だけの時間を効率化して、できるだけ変動の要因分析や投資アイデアの検討に時間を当てたいですね。

他にもいい方法を探していきたいです。