丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

コロナショックの回想

去年は、コロナショックをうまく拾って、益が出ました。

一昨年の年末~去年の3月頃までを回想します。

 

2018年は、あまり投資金額を入れておらず、長期保有の銘柄だけ保有をしていました。

2018年12月はクリスマス辺りから、下げがきつく、クリスマスショックでした。

その経験から、2019年は11月~12月くらいから、少しずつポジションを減らしていました。

確定拠出年金は、世界株式100%にしていましたが、一旦年末に安全な商品に移し、米国株も1月下旬までにほとんど売却しました。

 

2018年のクリスマスショックの記憶もありましたし、例年2-3月に円高がくるからです。

傾向として、米国株式の下落と円高はセットだったので、円高で米国株を買えば、安値を拾えるし、為替も有利になると考えていました。

 

ただ、円高がいつ来るのか予測できませんでした。

そこで、確定拠出年金については、1月から4月までの毎週に等分して、世界株式に戻すことにしました。

そのため、3月にコロナショックがありましたが、1-2月購入分は被弾し、3月分だけ底値で拾うことができました。

 

米国株式は、1月下旬までにいったんほとんど処分しました。

1週間ほど様子を見ていたのですが、まだスルスルっと上昇していき、くやしい思いをしました。

置いてけぼりの機会損失だ、と考えて、2/4頃にまた余裕資金の5割くらいでいろいろ銘柄に分けて、購入してしまいました。

さらに翌週下がりだしたので、あ、今年の下落が始まったのかな?と思い売ったのですが、また翌日買ってしまいました。バレンタインの日でした。

 

2/20から2/28の1週間でかなり下落しましたが、3/4くらいまでまた少し上がりました。

下落が終わったかな?と思い、買いをスタート。

ところが今度はドンドン下がって、3/23に底になります。

このとき、3/5,6, 16, 18に断続的に購入しています。

 

落ちるナイフはつかむな、の格言を無視した行動・・・。

それらの銘柄は後で戻りましたが、もっと底で買えていたし、リスク管理上もよくなかったです。

 

サーキットブレーカーも3日発動し、給料の何倍かの金額が毎日どんどん減っていきます。

とんでもない事態で、今買うという判断がいいかどうか分かりません。

毎日資産が減る中で、どうせ下がるなら、明日の方がいいんじゃないか?と、買う気になかなかならず、本当に少額を購入しました。

 

でもまあ何年かして上がるだろう、という確信はありました。

それは、リーマンショックの時のサーキットブレーカーの経験と現在までの回復を、おぼろげに覚えていたからです。

 

3月の大部分、毎日下落し、先の見えないトンネルでした。

でも、そのときに買った銘柄が、今最高値を更新し、大きな益となりました。

 

このときの教訓

  • 指標を確認して、買い始めること
  • ついつい買ってしまう病を押さえて、待つこと。

 

この教訓を生かせば、今大部分を売却して待機資金に戻しています。

そして、その後、売却時の株価以上に上昇していて、悔しい思いをしています。

でも、今ここで買ったら、また同じことになるかもしれません。

ここはぐっと、待ちます。

 

その待ちの忍耐を強く自己認識したいために、この記事を書きました。