丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

関西電力の電気代計算 と 日立ドラム式洗濯乾燥機 BD-SV110BL の乾燥コスト

雨の日にたまにコインランドリーを利用しています。
ガス乾燥で力強く短時間で乾き、乾燥できる容量も大きいので重宝しています。
でも、近くのところは10分100円ですので、30分300円が必要です。
地方の実家の方は、15分100円で、もう少しオトクなのですが。

おうちのドラム式洗濯乾燥機とどちらがオトクなのかな、と思って電気代を確認してみました。

 

関西電力 2022年3月、電力使用量は、181kWhです。

f:id:nibunoya:20220403153457j:plain

電気は、そんなに注意を払っていない費用でしたが、いつの間にか燃料調整費と再エネ賦課金がかなり高くなっていました。
特に再エネ賦課金は、いろいろ思うところがあります。

さて、電気代って計算がややこしいですよね。使用電力量によって単価区分が違います。
単純に5055円 / 181kWh = 27.92円/kWhと思ってもいいのですが、洗濯乾燥機の使用に関わらず、必要な電力もあります。ゆえに、120kWh以上の場合の従量料金と考えます。すると、

25.71+2.24+3.36 = 31.31円/kWh
を今回の単価コストとします。


はい、先ほど乾燥が終了しました。乾燥時間は4時間でした。
この機種の乾燥の消費電力は、980Wです。
なので、980W × 4時間 / 1000 = 3.92kWh

電気代は、
3.92kWh × 31.31円/kWh = 122.74円

結局4時間乾燥機を回して、123円でした。
コインランドリーより安いですね。

乾燥機は、ドラム容量に余裕があるほど、ふんわり、短時間で乾きます。逆に、詰め込みすぎると乾きません!
いつものコインランドリーのマシン容量は、家庭用の2-3回分くらいでしょうか。
2回に分けておうちで乾燥しても、123×2回 = 約250円ですから、コインランドリー30分よりまだ安価です。3回以上だと、4時間×3回=12時間必要で、段取替えもあって手離れしないので、うちでは考えにくいです。

結論は、
「おうちの乾燥機2回分までならおうち、それ以上はコインランドリー」としました。


さて、ここで終えようかと思いましたが、もう一つ論点。減価償却費です。
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥機機能は、けっこう壊れやすいようです。説明書に記載の通りに集塵ボックスやフィルターは毎回掃除をしても、それでも内部にほこりが蓄積して、濡れ/湿気で固着していくため、壊れるらしいです。

購入費用は、24.3万円でした。
毎日使用した場合、
寿命5年の場合、1日133円、寿命10年の場合、1日67円
の償却費です。
(乾燥機は洗濯機より壊れやすいと考えて、乾燥機能に重めに償却費を考えることもできますが、まあ今回は1日で考えます)

4時間乾燥機を回して123円の乾燥コストに、償却費133円を加えて250円。
2回乾燥機を回して370円。コインランドリー30分より費用はかかりますが、往復の面倒さ(使用日は雨なので)を考えると、やっぱり結論は同じでした。


「おうちの乾燥機2回分までならおうち、それ以上はコインランドリー」



この後は蛇足です。

ドラム式洗濯乾燥機 サイコー!

買う前は、高価だし必要な物か懐疑的でした。が、
①雨、冬のくもりなど、乾きにくい日でも乾燥できる
 一人だと何回か分をまとめて洗濯すればいいのですが、家族の人数が多いとそうはいきません。子どもの保育園の服は替えがそんなにないので洗濯せざるを得ません。
②干したり、取り込む手間がかからない!
 子育てしていると本当に時間が足りません。時短は大きな課題です。
これら大きなメリットです。子持ち、共働きの強い味方です。

と持ち上げといてなんなんですが、実は今はできるだけ乾燥機を使わないようにしています。私は気にしないのですが、2点目は妻の意見・・・。
・乾燥機機能が壊れやすいと言われていること → 寿命を延ばしたい
・やっぱり日光の方がからっと乾くこと
・在宅勤務と妻も育休のため、少し生活時間に余裕ができたこと
 (コロナが収束し、育休から復帰したらまた活躍すると思います)
が理由です。

でも、やっぱりほんとに家事がしんどいときに①②のメリットが生きてきます。いざというとき頼れる余裕を持てることは大きいです。