丹生屋★海外投資通信簿

米国株を中心に投資してるDiary

買い時・売り時を知らせるプログラム開発 (3)

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その後もプログラムのブラッシュアップをしています。
目的や動作をまとめます。

 

目的

  • 米国株と日本株の株価情報を取得し、指標を計算する。

 

動作

  1. (事前準備) 監視銘柄をピックアップし、リスト化する。(txtファイル)
  2. ティッカーや銘柄コードから、Pandasを利用して、4値(始値、高値、安値、終値)と出来高を読み取る。
  3. テクニカル分析の指標を計算する。
    今のところ、MACD, ボリンジャーバンド, RSI, ATR, EMA。
  4. ゴールデンクロスデッドクロス、EMA短中長期のサイクル状況を表示する
  5. データを調整して、出力する。
    (個別銘柄の日足と週足、テクニカル指標つきの銘柄の一覧表)

 

6つのプロセスによる並列処理を使って、動作時間は、約220銘柄強で423秒。

 

出てきたデータから、有望な銘柄を検討をつけ、個別にチャートを見ていきます。
チャートは、Pythonでも描画できますが、使い勝手が悪いのでPythonでは作成していません。

以前は、全銘柄一つ一つ検索し、テクニカル指標を確認していました。監視銘柄が多いので、検索が面倒で、ほったらかしている間に下落(上昇)して、売り時(買い時)を逃していました。
これにより、指標を一覧でき、銘柄を絞れることで、とても時短になりました。


プログラムを作ってよかった面

  • 銘柄の見当をつけやすく、時短になる

 

プログラムを作ってあまりよくない面

  • 長期と思って買った銘柄も、毎日動向がシステム出力されると、動向が気になって、短期売買になりやすい。中長期もっていたら爆上げしていたものも、小さな利益で確定してしまう
  • 毎日投資のことを考え、検索してしまう